静かに、確かに。

日常の機微を綴ります。

6.4

早朝 バスロ|タリ| 待合室ベンチ 君は蹲っていた
直ぐに駆け寄り 声を掛けるべきだったが
飛行機雲の棚引くように その姿は僕を惹きつけた

気付かれてはならない 彼の幸せはここにはない

ごめん待たせた の為にひとつ息を吸う

               一〇〇