静かに、確かに。

日常の機微を綴ります。

6.30

常夜灯と珈琲の香りがミスマッチ
残余乱視に霞む視界に苛立ち

フランネルに濾された液体は
須く滑らかな舌触りなのに

歪な形をした僕の眼の中の宝石を憂いて 瞬目
視界がまた霞んだと思ったら 昏天黒地
常夜灯はショ|トした

               一〇〇