静かに、確かに。

日常の機微を綴ります。

2020-06-06から1日間の記事一覧

6.6

// 道端に泥水が溜まり雑踏の中 切れ間を覗かせた酸性雨に口を開ける 必死の雛鳥ような人々が避けて歩く其処が 世界の流れ着く先だと誰が知り得るだろう そこに投げ込むのが 舌打ちでなく鼻歌なら空は泥水を乾涸びさせるのに 一〇〇