静かに、確かに。

日常の機微を綴ります。

7.8

まるで生きてるなんて感じねえ
火脹れみたいな思い出なんて
裂いて溢れろ 高尚な捨て鉢

そうして僕は僕を現行犯扱いするから
大切な人すら守れず
低俗な名残の涙 覆水盆に返らず

流れ着く先がせめて
寛大な海である事を祈って

               一〇〇