// 刹那吹く風 風鈴がちりんと鳴った母は怒鳴った爽やかな夏に 似つかわしくない僕はアイスクリ|ムを頬張りたい なんて考えた 母の平手で仰け反ったやはり爽やかな夏に 似つかわしくない今に見てろ風鈴がまた ちりんと鳴った 一〇〇
// 白ばくれたワンル|ム僕を生かすのは 一杯の珈琲 初めて淹れてくれたのは 君だったか 贔屓にしている ミルやドリッパ|そのひとつひとつを撫でてはどれもこれも 君より後に出会ったもの 跡を追えど 君に辿り着きやしないのに 一〇〇
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