静かに、確かに。

日常の機微を綴ります。

5.25

不自由の中の自由さ 自由の中の不自由さ
その狭間の不可侵領域で もたつく感情の不協和音

鏡面すれすれを水平飛行
額の汗は自由の象徴 不自由の勲章
映す姿は陽炎よりも淀んでいる

空には棚引く入道雲
気が付く頃には 夏が来る

                一〇〇