静かに、確かに。

日常の機微を綴ります。

6.14

身内どもの馬鹿笑い
使い古された常套句が
半ば呆れながらも居心地が良いのは
出来の悪い僕等のまま 肯定されるから

僕等は随分賢くなった
それと引き換えに失われる感情に焦り
しかし失いたくは無いと
また約束を交わすのだ

               一〇〇