静かに、確かに。

日常の機微を綴ります。

6.13

夏のせいに仕立て上げる
名付け知らずの感情 その出生の数々に
僕等は言の葉を添えられるに過ぎない

喧しいだけのラブソングが溢れて
今日もこの世界の裏側では
星殺し 星殺し

それさえも夏のせい
君が知らなければそれで良い

               一〇〇