静かに、確かに。

日常の機微を綴ります。

6.20

漣 鼓動 君の音
寄せては返し 耳を押し当て
温度を持った波打ち際 脈動は世界の律動

そこに根を張り 空を突き破る
舞い上がるは 螢の光 命の光

ずっと変わらず そこに在る
空はいつまでも蒼ければいい
穏やかなまま そこに在ればいい

               一〇〇