静かに、確かに。

日常の機微を綴ります。

7.17

土砂降りの雨 君はと言えば
雨具なんぞ無くともへっちゃらさと
ちゃんちゃら可笑しな笑みを浮かべる

ぐしょ濡れの靴 僕はと言えば
雨具さえ持て余して狼狽し
雨粒の一つ一つにさえ辟易して溜息

十五年の歳月 君には敵わないな