静かに、確かに。

日常の機微を綴ります。

2.8

 

 

しばらくぶりです。

 

2月の生活模様は悪くない滑り出しです。

 

 

大学の友達と人生初のスノボに行ったり、

 

お気に入りのカレー屋さん、お気に入りの喫茶店に行ったり、

 

新宿で喫茶店開拓してから銭湯でゆっくりしたり、

 

旧友とミートパイつつきながらくっちゃべったり、

 

贅沢の限りを尽くしています。

 

 

先日のデートで2020年3回目のおみくじを引いたところ

 

ようやく大吉も引きました。

 

 

◯待人 必ず来たる

 

 

って書いてあったので2020年は安泰です。

 

俺の彼氏はよ。

 

 

とかなんとか言って恋人を求めている限りは

 

恋愛は成就しないんだろうなあ。

 

 

今回はそんな人付き合いにちょっとだけ関連して

 

”不安”と”承認”」についてまとめておこうと思います。

 

どちらかというと備忘録です。

 

 

 

 

唐突ですが皆さん、人生って「不安」じゃないですか。

(宗教の勧誘か何かか)

 

少子高齢化社会、情報化社会、若者の低所得、不倫、経済格差、環境汚染、

老後、政治不審、借金、ブラック企業、人間関係、SNS、健康診断、就職活動、

伝染病、パワハラ家庭内暴力、受験、運動不足、浮気、老い、孤独…

 

上げ出したらキリがないですが、

 

人の不安を加速させそうなワードをちょっと集めてみました。

 

現代社会はこんなにたくさんの不安要素に囲まれた

 

ストレス社会だと散々言われてきています。

 

 

もちろん適度なストレスは向上心を掻き立てたり、

 

モチベーションアップにつながることもありますが、

 

過度なストレスは、人を萎縮させたり、

 

逆に強がりな人であれば高圧的に変えてしまうものです。

 

 

そしてこれは自分自身だけでなく、

 

周りにいるほぼ全ての人が同じ状況に晒されているものです。

 

 

友人、恋人、家族、上司、部下、先輩、後輩。

 

 

彼ら彼女らの人生やモチベーションやパフォーマンスを

 

不安の脅威からどうやったら守ることができるだろうっていう話の答えが

 

承認」です。

 

 

実は「承認」にも様々な種類がありまして、

 

「事実承認」「意欲承認」「行動承認」「結果承認」「存在承認」

 

など、場面によって上手に使い分けられるかが大事なんですが、

 

その話をしだすと止まらなくなるのでここでは省きます。

(今度会ったときに聞いて、もしくは調べて)

 

 

「〇〇さん、髪切ったの似合ってるね!」

「〇〇さんって、熱心だなあ…」

「〇〇さん、仕事早いね!」

「〇〇さんのおかげで、売り上げ目標達成したよ!」

「〇〇さんがいてくれて良かった〜」

 

 

実は承認には不安を打ち消す力があります。

 

 

「これやって良かったんだ、自分は間違ってなかったんだ」

 

声に出して、相手を承認する。

 

そうすると相手の承認欲求は満たされ、不安が和らぎます。

 

 

そして次のステップは自分で自分を承認できる様になることです。

 

不安と承認の存在に自覚的になれたのであれば、

 

今度は自分で自分を承認してみる、自分を承認してくれる様に相手を誘導する。

 

 

俺が得意なやつですね。

 

 

 

そうやって、自分自身を承認し、自分の周囲を承認することで

 

不安の要素をどれだけ打ち消せるか。

 

 

それって人生の豊かさのボトムアップ的なところに繋がるんではないでしょうかね。

 

 

今ではもう慣れっこですが、俺がゲイの世界に飛び込んだ当初、

 

歪なまでに承認欲求を完全に他者に依存している人がとても多いことに

 

違和感を感じていました。

 

 

それはもちろんゲイという社会的マイノリティが

 

そもそもの不安要素として大きい反面、社会的な承認の場が極端に少ない、

 

なんなら承認の最低レベルである事実承認すらされていないことが

 

起因しているんだと思います。

 

 

承認を求める前に自分から承認してみませんか。

 

これが今回の日記の問いかけです。

 

 

 

 

ちなみに、俺が周囲の人たちに率先してカミングアウトをする理由は

 

小さな草の根的な発信活動であるとともに、

 

コミュニティ内での自身のアイデンティティ承認を得るためでもあります。

 

 

 

実際に今の職場や大学コミュニティの居心地の良さはめちゃくちゃいいです。

 

ゲイであることに対してなんのストレスも不安要素もありません。

 

 

もちろんお前らカミングアウトしろって言っているわけではないです。

 

言わない方がいい場面がたくさんあることは俺自身も経験しているので。

 

 

ただ、不安と承認の在り方を見つめ直す良い機会になったらいいな、と思います。

 

 

…とか言いながら、自分の写真にいいねがつくと大変嬉しいので、

 

やはりまだまだだなあと思いながら

 

また自撮り写真をあげようと思います。

 

 

以前、友人になんで恋人欲しいの?って聞かれて

 

安心したいから、と答えたんですが、

 

きっと安心という名の承認が欲しいんだろうな、

 

とふと思いました。

 

 

うーん、

 

おみくじ如きに承認欲求を振り回されるのは

 

なんだか癪に障るもんだなあ。